俳優として大人気だった水嶋ヒロ（みずしま・ひろ）さん。
仮面ライダーカブトの主演や、イケメンパラダイス（イケパラ）でかっこよかった方ですね！「メイちゃんの執事」や、2008年の映画では「ドロップ」にも主演されてました。
その絶頂期の印象が強い人も多いかもしれません。
またその絶頂期に、歌手の絢香さんと結婚されたことも注目を集めていました。
最近ではテレビで見る姿が減り、「もう芸能界は引退している？」という声も聞こえてきますが、現在はどんな感じでお仕事をされているのでしょうか？
華やかな表舞台を離れながらも、自身の軸を失わずに生きてゆく姿勢は、実は私たちが学べることの宝庫です。
本記事では
１．水嶋ヒロ現在どんな仕事をしている？実業家としての活躍に迫る！
では、水嶋ヒロさんは今どんな仕事をしているのでしょうか？
調べてみましたが、現在の水嶋ヒロさんもすばらしいのです！
答えの一つとして、俳優、というだけでなく、実業家としての活躍もあり、
まさに複数の肩書をもってパラレルキャリアでの職業人、というところです。「大掛かりな芸能活動はせず、クリエイティブな仕事を少人数で続けている」
という形です。
実業面での水嶋さんの活躍を、時系列順で書いていきます。
2009～2016年の間に、会社を２つも立ち上げているんですね！
一社目は、妻である絢香さんをサポートする為に設立した会社なのですね！
水嶋ヒロさんは、これまでご自身の事をあまり語られることが少なかった中で、お仕事について次のように考えを述べられていました。
「自分の理想とするライフスタイルから逆算してみたとき、その先の働き方が定まってきたんです。今は、家族との時間を最優先しながら仕事もこなすことがテーマ。自分のライフスタイルの延長線上に仕事を創ることを意識しています」（yahoo Japan）
次のところで述べますが、家庭との両立も考えて、会社設立があり、また投資業にも長年携わっているようです。
ということで、実業家としての側面ももつ水嶋さん。
ご自身の会社の経営基盤は大きく４つあり、一つは俳優業、次に他社とのプロジェクト発足、自社事業、投資などが、御自身の経営を支える４つの支えになっていますね。
“芸能界の最前線”からは距離を置いていますが、
創作そのものは細く長く続けているという印象です。
そして、詳しくは次のところで書いていますが、
生活の中心はあくまで家族。
その隙間でできる範囲の活動を、自分のペースでされている――そんな働き方です。
絢香との結婚と家族中心の生活
まず、水嶋ヒロさんの現在を語るうえで欠かせないのが、シンガーソングライター・絢香（あやか）さんとの2010年の結婚。
ちょうどのそのころ人気絶頂期だった水嶋ヒロさんが、結婚へ踏み切るのは、芸能界では珍しい選択だったでしょう。
そのころの選択について、様々おおきな逆風があった、と水嶋ヒロさんは、次のように語っています。
「いろんなことを言われましたよ、『頭おかしいんじゃないの』とか『絶対に後悔するぞ』とか。近しい友人からも、今つかもうとしているポジションがいかに輝かしいものかを説得されました。そのとき、僕は24歳だったんですよ。まだまだ子どもでしたし、無謀で、一時の気の迷いだと思われても仕方なかった。でも、自信があったんです」
絢香さんは持病（バセドウ病）と向き合いながら活動している事は有名ですが、水嶋さんは「最も大切な絢香さんを守りたい」という揺るぎない価値観、思いを強く抱いていたのがよくわかります。
結婚当時24歳だった水嶋ヒロさん。
若くして結婚を決めた背景には、「仕事よりも家族を優先する」という明確な価値観がありました。
結婚の翌年、当時の所属事務所から独立し、妻・絢香さんの活動を支えるためにひとつ目の会社を稼働させたのです。
表舞台からしばし距離を置き、経営に徹していくという流れですね。
「はじめは妻も持病の治療に専念していて、実際は復帰できる日が来るのかさえもわかりませんでした。言わば、その間はふたりとも“ほぼ無職”の状態。妻を不安にさせたまま休止期間を過ごすわけにもいかないので、まずは必死で資産運用にまつわるお金の勉強をしました。人生で一番勉強したのは、このときかもしれません。（yahoo news）
俳優業であれば、水嶋さんのように人気であればあるほど、映画やドラマの撮影にはいると、長い拘束時間が発生しますから、絢香さんを支えることと同時並行では、難しいですよね。
やはり、その時の自分んいとって正しい選択をされたのでしょう。
水嶋さんに「自信があった」というのはこういうことでしょう。
そして、自分のため、だけではなく人のために資産運用の勉強を、これまでで一番頑張ったのですね！
そんな風にはっきり言える水嶋さん。やはり一本道筋が通ってますね！
というのは余談ですが、水嶋ヒロさんは、桐蔭学園高等学校から、慶應義塾大学環境情報学部にはいられており、難関な大学受験もクリアしているので、お勉強はしっかりと、してきた方だと思いますね。
ただその時の受験勉強よりも、実際に家族と一緒に生きていく為の学び、知識だけでなく知恵をつけること、という事の方がとても大切だと感じ、必死になれた、ということなのでしょうね！
現在、絢香さんの体調は落ち着いており、歌手として活動を再開しつつ、家族のリズムを大切にした生活を続けています。
また、水嶋ヒロさんと絢香さんお二人には、10歳の長女、５歳の次女のお二人の女の子がいらっしゃいます。
ネット上では、水嶋ヒロさんとの３ショットも公開されております。
水嶋さんなら、イケメンパラダイス、なだけではなく、イクメンパラダイス、でもあるのかもしれません。
２．水嶋ヒロ 現在はなぜ芸能界に姿をみせなくなった？
さて、芸能界は引退してしまったのでしょうか。
水嶋ヒロ 2009年以降の俳優業は？
過去にはクリエイティブチームの立ち上げ、プロデュース、映像制作、SNSでの発信など、表舞台とは違う仕事に関わっていました。
2009年時点でも、水嶋ヒロさんご本人の言葉からは、明確に「引退宣言」はしていません。
むしろ、引退説が独り歩きしたときは、かなり歯がゆい思いをされた、と語っています。
ただし、たしかに、
・レギュラー出演
・大型の主演作
・大きな宣伝活動
などは近年ほとんどありません。
しかし、2014年に『黒執事』で主演しつつ、共同プロデューサーにもなっておられるし、2016年にアメリカの放送局HBO制作ドラマ『Girls』シーズン５に出演しています。
復帰の可能性がゼロとは言えませんが、“家族優先”という現在のスタイルを見ていると、復帰ありきで動いている印象はないですね。
もし復帰するとしたら、家族のペースを崩さず、創作性を発揮できる仕事
が条件になりそうです。
水嶋ヒロ芸能界に姿を見せない３つの理由
いくつかの理由が語られていますが、主なポイントは以下の３つです。
① 結婚・育児を優先したかった
華やかなドラマ主演が続いていた若手俳優時代とは対照的に、
「家族と向き合う時間を優先したい」という本人の意向があったとされています。
子育てにも積極的で、「家庭」という軸が明確だった印象です。
② 執筆活動など“創作”に力を入れたかった
2010年には小説『KAGEROU』でポプラ社小説大賞を受賞。
意外かもしれませんが、水嶋さんは「書く」ことに強い興味を持っていました。
事務所を退所した理由には、この創作活動への集中があると言われています。
その後は小説の出版こそ一冊のみですが、本人にとっては「表現の幅を広げるチャレンジ」だったのでしょう。
③ 芸能界の“慣習”とのズレ
「事務所に結婚を事後報告した」という噂から、“干された説”もささやかれました。
実際のところは当事者のみが知ることですが、
芸能界の独特のしきたりと本人の価値観が合わなかった、という見方もあります。
いずれにせよ、
「芸能界にしがみつくより、自分の生き方を貫く」
という選択は一貫しているように感じます。
水嶋さんの場合には、たまたま芸能界ということでしたが、一つのものを突き通していく事がよいとされていた時代から、複数の草鞋をもっていたほうがいい、という時代にしふとしていて、その先駆けとなったようにも感じます。
３．水嶋ヒロ 現在までの生き方に見える「人間力」
さて、水嶋ヒロさんの生き方は今の時代の先駆けになっている、ということにおいて、
明治から江戸時代と、日本の時代の移り変わりの先駆けとなった人物、「福澤諭吉」との親和性が高いです。
いきなり話が変わったように思うかもしれませんが、
福澤諭吉は水嶋ヒロさんが通われた大学、すなわち慶應義塾の創設者でもありますので、
水嶋さんもその影響があるのかもしれません。
教養コラム：水嶋ヒロにみる「独立自尊」と人生の優先順位
教育の現場に長くいると、子どもや若者に何度も伝える言葉があります。
「他人の期待ではなく、自分の価値観で人生を選ぼう」
また、これは福澤諭吉の『学問のすゝめ』で説かれる 独立自尊 の精神にも通じます。
水嶋ヒロさんの生き方を見ると、
まさにこの“独立自尊”を体現しているように思えるのです。
・守るべきものを最初に決め
・自分で人生の舵を切る
一度得た名声を手放すのは、そう簡単なことではありません。
それでも「家族」「創作」「自分らしさ」を優先した決断は、
現代の大人にも若い人にも大切なヒントを与えてくれます。
水嶋ヒロの現在から学べる３つのポイント
-
“守るべきもの”を最初に決める勇気
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他人の期待より、自分の軸に従って選ぶ力
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キャリアは一本ではなく、多様であっていいという価値観
どれも、生き方としてとても健全で、教育的にも大切な要素です。
４．水嶋ヒロ 現在に学ぶ教養的な視点のまとめ
以上、水嶋ヒロさんの現在について、水嶋さんの選択、価値観、
俳優としての華やかな道を歩みながらも、水嶋ヒロさんは“家族”と“自分の価値観”を軸に生き方を選んできたことを述べてきました。
皆さんはどう思われましたか？
芸能界の第一線に立つことだけが成功ではありません。
静かであっても、自分で考え、自分で選び、責任をもつ。
その姿は、まさに“人間力”の表れです。
水嶋ヒロさんの現在の姿から、
私たちも「人生の優先順位」を見直すヒントが得られそうです。
お読み頂きありがとうございました！
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