河野太郎は父の家系もすごい!四代目政治家と 兄弟で支え合う「継ぐ」とは?

河野太郎さんといえば、現代日本を代表する政治家のひとり。

2017年以降の外務大臣としての経験も豊富で国民の人気も集めておられました。

高市政権が始まったばかりの外交についても、ポジティブなコメントされております。

いまでも国民を支えてくれている河野太郎さん、引き続きちょっと気になる存在ですね。

実は、父親や祖父・曾祖父みな日本の政治史に名を刻んだ人物でした!


そして兄弟や親族にも、意外なエピソードがあるようです。


今回は、河野太郎さんの父方の家系の政治一家としての歴史を中心に、わかりやすく紹介します。

私は政治の体制や中身については、モノ申すような立場ではありませんので、

読まれる方々の考えの是非そのままに読んでいただければと思います。

1.河野太郎の父親の家系がすごい|4代続く政治一家のルーツ

河野太郎さんは、1963年1月10日生まれの政治家

自民党衆議院委員の河野太郎さん。

生まれは、神奈川県平塚市で、昔からの裕福な農業家庭だったのですが、

河野太郎さんの曾祖父の代からは、政治家一家です。

家系図書いたらすごくなりそうなのですが、おひとりずつ整理していきましょう!

河野太郎 曾祖父:河野治平氏

河野太郎さんの曾祖父、つまりひいおじいちゃまは、河野治平(こうの・じへい)さん。

河野治平さんは、神奈川県議会の議長などを務められていました。

明治から昭和にかけて活躍した政治家で、逓信大臣や建設大臣を務めました。

実は河野治平さんは、戦前の“政界のご意見番”とも呼ばれたほどの存在で、庶民の声を代弁するスタイルを貫いた人物です。

河野太郎 祖父:河野一郎氏

河野太郎さんの祖父、つまりおじいちゃまは、河野一郎(こうの・いちろう)さん。

明治31年生まれで早稲田大学政治経済学部卒業(陸上部に所属)

早稲田の政治経済といえば、早稲田大学の看板学部だね!さすが政治家一家か

学生時代には、箱根駅伝にも出場!

早稲田の政治経済をご卒業後のご経歴をまとめると

―朝日新聞入社
ー農林水産大臣秘書官
ー衆議院議員
ー農林大臣
ー建設大臣
ー東京オリンピック担当大臣
自由民主党の党人派の代表格として権勢を誇り、その政治行動は「横紙破り」 と呼ばれたのです。
そのことは、強い影響力をもち、「政界のドン」と呼ばれたこともある、とかです。
一郎さんの政治姿勢は、“現場主義”と“人情の厚さ”で知られており、選挙区の有権者からも慕われていたといいます。
おじいちゃまの河野一郎さんは、政治家になられる前に、朝日新聞に入られているのですね、
河野太郎さんも、政治家になられる前に富士ゼロックス㈱に入社されていました。
大学卒業後のキャリアの歩み方が、この一郎おじいちゃまと何となく似てられますね。

河野太郎の父:河野洋平氏

さて、お次は河野太郎さんのお父様、河野洋平(こうの・ようへい)さん。

そう、あの“河野談話”で知られる元副総理・外務大臣の河野洋平さんが、河野太郎さんのお父様です。

昭和21年生まれ、河野一郎さんと同じく、早稲田大学政治経済学部卒。(陸上部に所属)

早稲田大学卒業後の経歴をまとめると、

ー丸紅入社、
ー留学、ニチリョウの社長
ー副総理大臣
ー外務大臣
ー内閣官房長官
ー科学技術長官
ー自由民主党総裁

 

自由民主党総裁や官房長官、外務大臣などの要職を歴任し、保守本流のなかでもリベラルな姿勢を示してきたのです。

人権や対話を重んじる外交スタイルは、息子・太郎さんにも確実に影響を与えています。

こうして見ると、河野太郎さんはまさに「四代目の政治家」。
ただし、「家が政治家だから」ではなく、自らの意思で政治の道を選んだことが、

河野太郎さんの生き方を象徴していると思います。

 

2.河野太郎と父・洋平の関係|“似ているようで違う”親子の姿

河野太郎と河野洋平氏が違うところ:政治スタイルや出身校

河野太郎さんといえば、SNS発信や率直な物言いで「令和の政治家らしさ」を感じさせる一方、

父・洋平さんは、どちらかというと慎重でバランス型。

政治スタイルは対照的ですが、そこには太郎さんなりの“学び”があったようです。

また、河野太郎さんの祖父も父洋平さんも早稲田大学政治経済学部卒業で(陸上部に所属されていた)のですが、

河野太郎さんは、中学から慶應です。中学のころから競争部所属です。

競争部というと珍しい言い方ですが、陸上部のことで、祖父や父と同じように走っていたということです。

河野太郎さんは、慶應義塾大学のの経済学部に入学しますが、
2か月で慶應義塾大学を中退し、アメリカ・ジョージタウン大学へ留学しています(河野太郎さんの詳しいプロフィールについては別の記事に書いてあります)

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河野太郎と河野洋平氏の似ているところ:米国留学や外務大臣経験

河野太郎さんもアメリカのジョージタウン大学に留学、

河野洋平さんもアメリカのスタンフォード大学に留学します。

ワシントンでの留学生活中、父の仕事ぶりを遠くから見て「人との対話を大切にする姿勢」を改めて感じたのです。

実際、外務大臣時代の洋平氏は、国際社会の中で日本がどう発言し、どう関わるかを常に模索していました。

その一方で、太郎さんは「日本の政治をもっとオープンに」「国民に近い形に」という理想を掲げ、行政改革やデジタル化などの現場改革に積極的です。

これは、河野太郎さんの留学していた際の経験に基づいての姿勢だと言えます。

河野太郎さんは、留学前は日米は親友のような関係と、日本で(政界の父親からも)聞いていたのですが、

実際にアメリカのワシントン・ポストの新聞を購読すると、「Japan」という文字は毎日どこにもなく、日本のことが全く触れられていない状況。

日本というのはあまり人気がなく、知られてもいないのではないか、とショックを受けたのです。

つまり、“対話を重んじるDNA”は父から継ぎ、こうした実体験から生み出した“改革の推進力”は太郎さん自身の個性といえるでしょう。

幼いころから家には、政治関係者や海外の要人が訪れることが多く、
太郎さんは自然と「政治が生活の一部」という環境で育ちました。

それでも、「父のようにはならない」と意識して、自分なりの道を切り開いてきたところに、河野太郎さんの真価がありますね。

会社でもそうですが、政治家として4代続くすごいことです。

3.河野太郎  父親の家系を兄弟関係で支える|“チーム河野”の強さ

さて、代々次いでいながら、河野太郎さん自身の考えややり方を貫いてきた、河野太郎さん。

そのやり方を貫いているのは、河野太郎さんだけではなさそうです。

河野家のご長男で、弟さんと妹さんがいて、お二人ともすごいのです。

河野太郎の弟:河野二郎氏は社長!

河野太郎さん弟さんは、河野二郎(こうの・じろう)さんです。

河野二郎さんは1964年生まれ政治家ではないのですが

河野二郎さんは実業家として活動しており、経済界で活躍されています。

日本端子株式会社現社長さんでいらっしゃいます。

日本端子は、河野洋平さんが大株主となっているのです。

河野二郎さんは、この日本端子を率いながら、海外にも拠点をもつ堅実な経営をされています。

経営者としての冷静な判断力と誠実さが、多くの社員から信頼を集めています。

まさに、地に足のついた河野家を体現しているのです。

河野太郎の妹:河野治子氏は動物保護団体の第一人者!

河野太郎さんの妹、河野治子(こうの・はるこ)さん。

河野治子さんは1968年生まれ。

1990年代には、外務大臣であった父・河野洋平のアシスタントとして外交を支えていた。

その後は、命を支える立場として、社会活動に転身。

旦那さんはお医者さんであり、それを支える妻として、またご自身も動物愛護団体の代表を務めておられます。

また、ご結婚前で、お父様の洋平さんが思い肝機能障害を患った時に、最初にドナーとして名乗ったのも妹の河野治子さんでした。

ただ、父・洋平さんが

「嫁入り前の娘の体にメスを入れるな!」

というご意見でした。

またお医者さんの方も

「一般に女性の肝臓は小さいのでむずかしいかもしれません」

ということだったので、結果的には、兄である長男の河野太郎さんがドナーになることで、無事に手術が成功したのです。

洋平さんからも、治子さんからも、そしてもちろん太郎さんからも、家族のお互いの愛情深さを感じますね!

さて、ということで、

河野家のなかで政治の道を選んだのは太郎さんだけではありますが、ご兄弟全員のチームワークで支えてきて今があるのでしょう。

父方の家系をみれば、一見“政治家一家”に見えますが、家族それぞれが別の道で社会に貢献しているのですよね。

また、河野太郎さんにはご兄弟のほか、素敵な奥様、息子さんもいらっしゃいますが、

河野太郎さんのSNSを見ると、家族の話題があまり出てきません。

それは、家族を“守る”という信念があるからでしょう。

政治的な立場に家族を巻き込まず、自分の仕事で結果を出すというプロ意識が感じられます。

4.河野太郎の父方を含む家族に学ぶ「継ぐ」とは何か

さて、河野太郎さんのご兄弟(弟さんや妹さん)についても触れてきました。

長男の河野太郎さんは政治家として家系を継いで支えている立場です。

政治に限らず、家とか、家業とか、意思とかを「継ぐ」って一体なんなんでしょうね?

国民目線の発信力と、スピード感で多くの支持を受けています。

時には、批判も受け止めながら自分の信念を曲げない姿勢、というのは、政治だけではなく、実業界や社会活動にも必要なこと。

このように、時には批判も受け止めながら自分信念も曲げない姿勢というのはまさに、

家を継ぐものの覚悟ではないか、と思います。

河野太郎に学ぶ「継ぐ」精神

確かに、河野太郎さんは、日本を代表する政治家。

父方家系から4代続く政治家の家系というと、「恵まれた生まれ」や「エリート」というイメージを持たれがちです。

さらに、政治という厳しい世の中で、次世代に責任を継ごうとされている。

しかし、河野太郎さんの姿勢を見ていると、それだけでは語れません。

河野太郎さんはこうした血筋だけではなく、努力で信頼を築くこと、それを体現していると思います。

彼にとって“継ぐ”とは、単に政治の家業を受け継ぐことではなく、
「時代に合わせて変化する責任を持つこと」なのだと思います。

父や祖父の時代とは、国際社会のルールも、国内の価値観もまったく違う。


だからこそ、太郎さんは改革に挑み続けています。


その根っこには、河野家が代々大切にしてきた「人を思う政治」という理念が息づいているのかもしれません。

5. 河野太郎 父親の家系もすごい!【まとめ】

河野太郎さんの家族をたどると、

「伝統を守りながら変化を恐れない」という精神が受け継がれていることがわかります。

曽祖父・祖父・父、そして太郎さんへと続く4世代のバトン。

そして、政治のみならず、実業界、社会活動にも幅を広げていく。

そのすべてに共通しているのは、“日本のために何ができるか”という思いです。

そして今、時代が大きく変わる中で、

河野太郎さんはその問いに、まっすぐ向き合っているのだと思います。

河野太郎さんの学生時代や英語力の背景については、
こちらの記事でも詳しく紹介しています。

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