バチェラー・ジャパン シーズン2で注目を集めた小柳津林太郎(おやいず・りんたろう)さんと、ファイナルローズを受け取った倉田茉美(くらた・まみ)さん。
視聴者の多くが「結婚するのでは?」と期待していましたが、
最終的には破局を迎えました。
では、なぜお二人結婚に至らなかったのでしょうか
今回はその理由をバチェラーでの発言や後のインタビューから考察。
また、小柳津さんはなぜ倉田さんを選んだのか、破局後の関係はどうなっているのかにも触れていきます。
1.小柳津林太郎 倉田茉美と結婚しないで別れた理由
最強の独身セレブ男性”バチェラー”の小柳津林太郎(おやいず・りんたろう)さん。
お名前の読みかたですが、「こやいず」と読まれることもあるそうですが、
正しくは、「おやいず」です。
さて、その小柳津(おやいず)さんが20名の美女たちの中から花嫁候補として選んだのが、倉田茉美(くらた・まみ)さんでした。
番組終了後、良好な関係であったにもかかわわらず、結婚へ進まず破局した理由については
当時も話題になりました。
小柳津さんと倉田さんが、交際後、お別れのご報告があったのは2018年の9月28日。
交際期間は約1年ぐらいありました。
2018年のお正月には倉田茉美さんが小柳津さんの実家をお正月などに訪れる機会があったり、
また同棲を約2か月されたりなどもあったのに、なにがあったのでしょうか。
小柳津さんご本人の発言や、その後のインタビューなどをたどると、いくつかの要因が見えてきます。
小柳津さんご自身のプロフィールやご実家ついてはこちらの記事に詳しく書いております。

①小柳津林太郎 倉田茉美の価値観の違い
まず一つは「価値観の違い」です。小柳津さんは実業家であり、仕事に対する情熱や日々の生活リズムが非常に明確なタイプ。
一方の倉田さんは、番組内でも「家庭的な穏やかな暮らし」を理想にしていた様子が見受けられました。
番組終了後の良好な関係であった際のインタビューでは、小柳津さんは東京で、倉田さんは京都、ということで遠距離恋愛をしているということではありました。
小柳津さんは、番組後のインタビューで「リアルな恋愛と番組の関係性のギャップ」についても触れていました。
非日常の中で育まれた恋愛が、現実の日常生活にどう馴染むかは、想像以上にむずかしいことだったのかもしれません。
➁小柳津家と小柳津林太郎、倉田茉美
もう一つは、小柳津家と倉田茉美さんが、うまくやっていけてたかどうか。
小柳津林太郎さんのご実家は、比較的しっかりとした家庭でした
代々お医者様の家系という背景からだともいえるでしょう。
丁寧で秩序ある関係性を重んじてきたのだと思います。
番組でもそのようなところは多くみられました。☆彡
倉田茉美さんは、コミュニケーション力も高く、きちんとした佇まいでありましたが
そのような”厳格”なご家庭の雰囲気や空気感には、少々戸惑うところはあったのかもしれません。
特に、日常のふるまいや会話のテンポ、距離感など、どこか自分を出しずらいと感じた場面もあったのではないでしょうか。
決してどちらかが悪いということではなく、むしろ「それぞれに育まれてきた大切な空気感」があったからこそ、上手くなじむことが難しいと感じたのかもしれません。
お互いの違いを乗り越えるには、それ相応の時間や関係の積み重ねが必要だったのだと思います。
小柳津さんご実家ついてはこちらの記事に詳しく書いております。

③小柳津林太郎 倉田茉美の お別れの報告
倉田茉美さんと小柳津林太郎さんは、バチェラーの番組終了から約1年後の
2018年9月28日に、
それぞれのブログやSNSで「お別れをしました」と報告をしています。
倉田茉美さんは、その思いを次のように語っておられます。
「あまりにも早い別れに失望される方、ガッカリされる方、当然だと思います」とコメントを残したほか、「私はバチェラーに参加して彼と出逢って結ばれてお別れに至るまで、ずっと本気で彼と向き合い続けてきました。番組にやらされたことは一つもありません」
と後悔の無い日々であったことを語っておられます。
この先にも文章はあり、「林太郎は、特別な世界をみせてくれたたった一人の人」という愛情深い思いが溢れています。
小柳津さんはこのように語っておられます。
この度、バチェラー・ジャパン シーズン2で結ばれた倉田茉美さんと、約一年の交際を経てお別れすることとなりました。
ファンの皆様には心よりお詫び申し上げます。バチェラーを応援してくださった方々には、残念な気持ちにさせてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
今回の件は全て自分の責任です。皆様からも参も否も両論で頂いておりますが、全ての言葉を真摯に受け止め、これからの僕の成長の糧にさせていただきたいと思っている所存です。
ここだけ読むと、少し事務的に感じる人もいると思いますが、他の様々な記事で小柳津さんは、
「恋愛相手というよりは兄妹とか、心友に近い存在になっていったんだと思う」という思いを語っています。
心友に近くなったのなら、一時の熱というよりもさらに愛が深まったように感じます。
だからこれからなんじゃないか、破局しなくていいのではないか?なんて私なら思いますが、
小柳津さんの中ではなにか変化があったということなのでしょう。
破局の理由として挙げられたのは、「お互いに忙しく、会う時間がとれなかった」という現実的な課題もあり
小柳津さんは当時起業の経営者、倉田さんも仕事をもつ自立した女性であり、生活スタイルのギャップは避けられなかったのかもしれません。
2.小柳津林太郎 倉田茉美と結婚しなかったが選んだ理由
①倉田茉美 他の候補者とは違う魅力は「言葉の力」
倉田茉美さんを小柳津林太郎さんが選んだ理由、
それは一言でいえば、倉田さんに、安心感と言葉に力があることだといえるでしょう。

厳密には、一言じゃなくて、二言になっているね!
さすがに倉田さんの魅力を一言では言い表せんでしたね。
それというのも、小柳津さん自身、番組中で何度も語っていたのは、結婚相手に求めるのは「癒し」や「自分を理解してくれること」。
倉田さんでも派手さはないものの、芯があり、物腰が柔らかく、まさに「支える力」を自然と兼ね備えている女性。
絵描き・イラストレータとして活躍している彼女は、自分の世界を絵や言葉で表すだけではなく、
相手が何を求めているかを理解している。そこに自信を持っている女性です。
だからこそ、男性をきちんとたてることができる女性でもある。
実際に、小柳津さんは、番組を通じて倉田茉美さんに惹かれた理由を、次のように語っています。
やっぱり女性陣の中で、いちばん落ち着いていたというか、どっしり構えていたところでしょうね。それと、僕が昔感じていた“恋と愛の定義”を思い出させてくれたのが、倉田茉美だったということです。(viviインタビューより)
「どっしりと(構えていた)」というのは、倉田茉美さんのあの華奢なからだつきからは
想像がしがたい言葉ではありますね。
ただ、やはり倉田さんには、小柳津さんを思う気持ちに自信があった、ということなのでしょう。
倉田茉美さんは、バチェラーのほかの参加女性や番組の視聴者からも「茉美ちゃん」と
呼ばれるほど親しみやすいキャラ、でありました。
一方ではすごく真面目な面もあり、バチェラー最初の段階で、「運命の人」「運命」を信じて参加していたのです。
「幸せとは」「愛とは」という命題を自分の中で一つちゃんともっていて、小柳津さんへの愛情にも、説得力がありました。
ことばに説得力がある。これには大きく2つの理由があります。
1つは、やはり日頃からのことばの使い方が適切であること、
もう一つは、経験から自分の意見や行動に自信がある、ということでしょう。
倉田さんと小柳津さんは船に乗って海の上からシンガポールを眺めるデートを過ごし
最後はイラスト絵本の集大成を書いて、小柳津さんに送っていて、
小柳津さんもうれし涙を流すほどでした。
最後の二人の女性が選ばれたとき、小柳津さんはもう一人の女性の、小口奈那子(おぐち・ななこ)さんに、メロメロになっているデートもあったのも事実です。
しかし小柳津さんへの愛をしっかり伝えてきたのは、やはり倉田さん。
倉田さんの人柄の良さが前面に出ているのがよかったですし、
倉田さんは、少々毒も吐いたりするんだけど、そこがまた絶妙なバランスで
ほんとに素もこういう人なんだろうな、と思わせるようでした。
だからこそ小柳津さんも安心していられるのがいいんだろうなと思いますよね。
➁倉田茉美の読書の習慣
ふだんからSNSでも好きな作家の新刊を紹介するなど、自他ともに認める読書家である倉田さん。
バチェラーシリーズという「日本一過酷な婚活バトル」といわれる女の戦いを制した彼女にを支えたのも、また読書だったといっても過言ではないのです。
倉田さんは、本への思いを次のように語っています。
「バチェラーに持っていける荷物が限られていたので本当に数冊だけ。環境が変わると考え方も変わってしまうから、自分自身がブレないように、ポジティブな言葉を繰り返し読んで言い聞かせていました」(ダ・ヴィンチ webインタビュー)
バチェラーの時も、厳選して本をもっていっていたのですね
やっぱり、普段から読む習慣のある人ですね。
「小さいときから、ひとりで待っている時間が多くて。その時間に絵を描いたり、絵本を読んだりしていましたね。(ダ・ヴィンチ webインタビューより)
読書の習慣は、保育園時代に遡るようです。
また、高校3年生のときに、実姉(作家の木爾チレン)が小説家デビューしたことで、活字への興味が加速していったとのこと。
それまではあまり精神論的な本は読んでませんでしたが、読んでみると、あらゆるところで支えになりました。悩みを人に話すと、本当に悩みになっちゃうみたいなところとか、結局は自分で決めるしって割り切っているところもあって。そういうときに本に頼ることが多々ありました」(ダ・ヴィンチ webインタビューより)
自分の事は自分できめる。ブレない自分を自分で作ってきた。
それは倉田さんの魅力ですね。
また、2代目バチェラーである小柳津さんも、倉田さんの言語センスには特に、一目置いているようです。
「(彼からは)言語化するのがうまいとか、言葉に力があるとよく言われますね。男の人…というか、とくに彼はその中でも単純なタイプやから(笑)、言葉を投げかけるとちゃんと響いてくれる。本を読んでいたことが、そういう面につながっていたと思うし、まさに勝因は読書!といってもいいかもしれません」
本がここまで自分を導いてくれた。
でも、それだけ沢山本を読んできたという倉田さんの努力がすごいですね。
小柳津さんは、倉田さんについてこのように語ています。
「彼女はタイミングが絶妙、気配り上手で、言葉選びがすごく上手。」(4MEEEインタビューより)
倉田さんにとって読書は、自分自身の内面との対話に欠かせないものであると同時に、
人との出会いを最良の形に方向づけてくれる指針、ともいえるのかもしれません。
「言語センス」がある、きちんと本を読んでいるその、教養の高さもが、選ばれた理由ですね!
選ばれる女性は、やはり本を読んでいますね
3.小柳津林太郎 倉田茉美と結婚しなかったけど、理想の結婚相手は?
倉田茉美さんと小柳津林太郎さんは、バチェラー・ジャパンの中で結ばれたカップルの一組でした。
結婚には至らなかったものの、2人の関係は終始リスペクトにあふれていたと言われています。
では、なぜ結婚には至らなかったのか。そして小柳津さんにとって「理想の結婚相手」とはどんな人物なのでしょうか?
おふたりのやりとりやその後の発言を通して、小柳津さんの結婚観、そして倉田さんとの関係を振り返ってみます。
実際に、小柳津林太郎さんは、倉田さんについて、「彼女は本当に素晴らしい女性」「今でもリスペクトしている」といった発信をお別れした後でも、SNSでもしています。
①小柳津林太郎の理想の相手へのリスペクトってどんなもの?
実際に、小柳津林太郎さんは、倉田さんについて、「彼女は本当に素晴らしい女性」「今でもリスペクトしている」といった発信をお別れした後でも、たびたび語っています。
たとえば2020年、倉田さんの舞台を観に行った際には、Instagramで次のように投稿しています。
「茉美の舞台でデビュー作と言いますか、女優でデビュー作を観てきました。自分で言うのも烏滸がましいのですが、デビュー作であれだけの凄いキャストに囲まれて、しっかり役をやり遂げられたのは正直凄いと思いました。」
演劇経験のある小柳津さんだからこそ、その難しさや努力がリアルに伝わったのでしょう。
また、倉田さん自身も破局後は一切ネガティブな発言をせず、SNSでも節度ある対応を保ち続けました。
そうした姿勢が、小柳津さんだけでなく視聴者の間にも「品のある人」として好感を広げた要因かもしれません。
信頼される女性像には、華やかさよりも“静かな強さ”が宿るのかもしれませんね。
このように、ハイスペック男性が最終的に信頼を寄せる女性とは、ただ華やかなだけでなく、「自立していて相手を尊重できること」が何よりも大切なのかもしれません。
では、小柳津さんが思い描く「理想の結婚相手」とはどんな人物なのでしょう?
倉田さんとの関係や、その後の発言などから、未来にむけた結婚観を探ってみます。
➁小柳津林太郎の結婚への思い バチェラー前
小柳津さんは学生時代から演劇をしており、自分を表現することに抵抗がなかったと語っています。
バチェラー出演のきっかけについては、4MEEEのインタビューでこう話しています。
「当時35歳だったけど、IT業界に12年以上もいて、広告業界の人との出会いはあるものの、恋愛に関する出逢いはあまりなくて困っていたんです。」
さらにこのように続きます。
「もともと結婚はしたいし、子どもも欲しいと考えていたから参加しました。演劇が好きだから、さらけ出すことにも慣れているし、他人からとやかく言われることには抵抗がなかったんです。」
番組を「自分のラブストーリー」として、本気で向き合っていたことが伝わってきますね。
③小柳津林太郎の理想の結婚への思い バチェラーの関係を終えて
バチェラー終了後も、小柳津さんは恋愛への思いや結婚への願望を、率直に語っています。
tellingのインタビューでは、
> 「今でも恋はしていて、この人を幸せにしたいという気持ちはあるので、できれば結婚もしたいと妄想はしています。」
> 「僕は家族の反対があっても関係ないと思っています。事実婚でも法律婚でもいい。ただ、僕を夢中にさせてほしい。僕を好きでいてほしい。」
と、強い情熱と、自分らしい形でのパートナーシップへのこだわりをのぞかせました。
家族の反対も乗り越える覚悟を語る一方で、”夢中になれる相手”や”本音で向き合える関係”を大切にしているようです。
結婚において、形にとらわれず「心のつながり」を重視しているのが印象的ですね。
4.小柳津林太郎 倉田茉美と結婚しなかった理由 【まとめ】
以上のようにバチェラーで結ばれたおふたりでしたが、最終的には結婚には至りませんでした。
しかしその背景には、どちらかが悪いという単純な理由ではなく、「結婚」に対する価値観や、人生観の違いがあったようです。
今回の記事をふまえて、ポイントを整理すると以下のようになります。
【まとめ】小柳津林太郎さんと倉田茉美さんが結婚に至らなかった理由
倉田さんは家庭的で穏やかな暮らしを望み、小柳津さんはより情熱的で刺激的な関係を求めていた可能性。
小柳津さんの実家は医師一家という伝統的な家庭。倉田さんとの関係において、そ の文化的な違いが影響した可能性も。
選ばれた理由は、教養や誠実さ、そして相手を理解し支える力にあった。
彼自身も変化しながら、理想の結婚相手像を模索している。
バチェラーという“非日常”で出会った二人の関係は、終始リスペクトにあふれていました。
結婚には至らなかったものの、互いの人生にとって意味のある関係だったこと間違いないでしょう。
コメント