かつて『プラタモリ』や『朝イチ』で親しまれたNHKの人気アナウンサー、近江友里恵(おうみ・ゆりえ)さん。
彼女のおかげで爽やかな朝を迎えられた、という方も多いのではないでしょうか。
近江さんは幼少期から「恥ずかしがり屋」と自ら語るほど人前が苦手だった一方で
NHK高校放送コンテストで賞をとるなどまでされて、芯の強さも感じます。
実は近江さんは昭和女子小学校から中学・高校まで一貫して学び、
そのあと早稲田大学政治経済学部に進学、卒業しています。
今回は、近江友里恵さんが歩んできた学びの道をたどりながら、
少女女子小学校・中高の教育の特徴にも注目していきます。
1.近江友里恵の生い立ちと昭和小学校時代
元NHK女子アナの近江友里恵(おうみ・ゆりえ)さんは
1988年7月27日高知県生まれ。
お父様のお仕事の関係で、お育ちはほとんど東京。
昭和女子大学付属の昭和女子小学校に入学しました。
この大学附属校は、幼稚園から大学までの一貫教育であり、
1つのキャンパスの中で、全員集合しています。
世田谷区の三軒茶屋から徒歩7分のところにあります。
昭和小学校の生徒も、図書館や共有グランドなど、大学の施設を使うことができます。
幼稚園と小学校までは男女共学で、
中学、高校、大学は女子校となっています。

近江さんは小学校からはいったから共学だったんだね
そうです。
ちょうど、2019年の本日(6月28日に)12年ぶりに
近江さんが、母校の昭和小学校を訪れインタビューをされているのが
昭和女子大学付属昭和小学校のFacebookにのこされています。
The名門校(BSテレ東)でも、こちらの学校が本日取り上げられていました。
昭和小学校の建学の精神は、「世の光となろう」でです。
近江さんは、出演した番組で小学校時代は「超シャイ」だったと自ら語っていました。
しかし、小学校5年生で、読売新聞のジュニア記者として活動を開始されたのです。
インタビューや記事の執筆をこなるなど、意外な一面ももっています。
自ら活動に参加する姿からは、幼いころから、心に秘めている積極性や、
メディアへの関心と自主性がうかがわれますね!
さて、このジュニア記者ですが、なんと長く、高校2年生まで続けたそうです。
続けられたということは、やはり近江さんは、インタビュー活動が好きで、
才能も発揮してきたということなんじゃないかと思います。
次の章では、中学・高校時代についても詳しく紐解いていきましょう。
【昭和小学校 2025年の特徴】
2.近江友里恵(元女子アナ)が通った昭和女子中高の特徴とは?
恥ずかしがり屋だった近江さんは、中学で「自分で話せるようになりたい」と放送部に入部。
ラジオ番組形式の練習を続けた、高校ではNHK杯高校放送コンテストで優秀賞を獲得するまで成長!
昭和女子の放送部ってすごいのでしょうか?

近江さんがかなりすごい努力家なんだと思う。
そうですね。
こればっかりは本人の努力以外のなにものでもないでしょう。
近江友里恵さんは、アナウンサーになる前の幼い時から、
上昇志向が高いのだと思います。
①昭和女子中学高等学校の一貫教育
中学や高校受験などを意識した勉強にとらわれず、
好きな事をみつける、集中して、そこに努力できる、ということは、
自分探しや、人生におけるテーマ探しになりますね。
それができるのは一貫校の魅力の一つであることは確かですね。
昭和女子中学・高等学校は、昭和女子大学の附属校として、小学校につづいて、
長い伝統があります。
中高一貫なら出葉の先取り学習や、6年間を見据えたキャリア教育により、
生徒一人ひとりの可能性を伸ばす仕組みが整っています。
近江さんもここで、自分の意見をまとめ、人に伝える力をさらに磨き上げたのでしょう。
女子校(女子だけ)というのも、異性との交遊関係に気を遣う必要もなく、
何かに集中しやすい。たとえそれがそれが勉強でも、
近江さんのように放送関係の記者のことでも、それはいい環境かもしれません。
➁昭和女子出身の芸能人は?
昭和女子大学付属の小学校、中学、高校と同じだった手芸能人は、
壇蜜さんです。
壇蜜さんといえば、
近江友里恵さんは、朝イチの放送で、「8年上の先輩いあるので、学校在学中の時お会いしたことはないのですが、いつかお会いしたいと思っています」と語っていました。
その後の日付で、「朝イチ」で共演されています。
3.近江友里恵(元女子アナ)が通った昭和女子、卒業後はどうななる
昭和女子女子大学付属高等学校卒業後、
エスカレーターでほとんどの場合、昭和女子大学に入学することができます。
近江さんは、昭和女子にはいかず、他大学に行くことを目指します。
昭和女子大学もなかなかの名門ですが、
そのまま進まず、敢えて受験をする方向を目指す、
というところに、近江さんの将来への真剣さを感じますね。
①近江友里恵大学は早稲田の政経に
近江友里恵さんは、高校卒業後1年浪人して、早稲田大学政治経済学部に入学です。
政治経済学部は早稲田大学の看板学部でもあり、偏差値は68と難関。
やはり受験勉強もかなりの努力をされたことは確かですね。
そして大学入学後、放送研究会に入るのです。

やっぱり放送への熱はさめてなかったね。一途だね。
最初の1年間だけは、チアリーダーのいる応援指導部にもはいりますが、
練習量がとにかくきつくて、勉強との両立が難しく、そちらは退部することを選択。
早稲田学内の難関絵ゼミや、アナウンサー養成学校(テレビ朝日アスク)に入り、
勉学と放送界を目指すことに専念します。

近江さんかわいいから、チアリーダーとしても人気出たと思うけど、
なんとなく続けないで、ひとつひとつ決断して、道を選んでいる女性ね。
アナウンススクールに通うことを決めた時は、アナウンサーになる事を意識していたということですよね。
昭和女子の一貫教育で身に着けた「主体性」や「対話力」は、
大学受験そのものにも、またその後の生き方にも大きな武器になってそうですね。
女子校で培ったリーダーシップとか
女性同士での切磋琢磨とか
現在の活躍の土台になっているのではないかと。
昭和女子の学びでは、単に学力を育てるだけでなく、
社会にでてからも役立つ力をしっかり身に着けられる教育といえそうです。
➁近江友里恵のNHKアナウンサー時代
さて、大学にはいってからは、勉学や、自身の興味や才能を伸ばすことを続けていた近江さん。
高校時代の経験、特にNHK杯高校放送コンテストで優秀賞をとるまでいったことは、
アナウンサーになる、なった後に大きな影響を与えたはずですよね。
2012年にアナウンサーとしてNHKに入局 最初は熊本放送局に勤務
2014年に福岡局うつり、徐々にアナウンサーとしての知名度があがって
わずか4年で東京アナウンス室に入ることになります。
こんなに早く東京アナウンス室に入れるのは、NHKでは出世コース
2016年に「ブラタモリ」でタモリのアシスタントに就任
2018年には、「朝イチ」のキャスター約で、有働由美子氏の後任に抜擢
というところです。
アナウンサーになる事は、すごい倍率が高く、大変ですよね。
そして、アナウンサーになった後も花開いたり、人気を維持するのってすごく限られた人で、大変なことだと思います。
実際に、「あさイチ」で、近江さんは、NHKに入ったことを次のように語っていました。
私にとってNHKは、花園とか甲子園にでるようなものでした。
中学、高校時代に放送部に入っていたのは話すのが苦手だからで、そこからの這い上がってきた感じです。(スポーツ報知)
話すのが苦手であるところを克服しようとして始まった放送部。
話す事に苦手意識がなくなってからは、アナウンサーになるのは悪くないかも、
と努力に努力をかさねてきたのですね。
③近江友里恵アナウンサーを辞めてしまったあと
人気アナウンサーとしても知名度が上がっていた近江アナウンサーでしたが、
2021年にはNHK退社するという報道がありましたね。
ちょうどその報道の前に、入籍をされていたので、
ご家庭に入るのか?フリーアナウンサ―になるのかと、
ファンを驚かせていましたが
街づくりの仕事につくことになりました」という発表があり、
番組の中ではそこまででしたが、
実際には民間企業への転職でした。
なんと三井不動産でした!

そりゃまた大手起業に転職なんだね。
出身校のパンフレットに近江さんがアナウンサーから三井不動産に転身したことが
掲載されていました。
あのほんわかしたイメージからはあまり想像できませんが、
学生時代から、また就職後もいろいろなことに精力的にとりくんでおられますね。
今後の近江友里恵さんも応援したいですね!
4.まとめ
近江友里恵さんが歩んだ昭和小学校から中高一貫、そして早稲田大学への道のりは、
「一貫して学ぶことの価値」が色濃くにじんでいます。
昭和女子の教育方針は、これからの子育てを考える方々や受験を検討するご家庭にも多いに参考になりそうです。
今後も多彩な分野で活躍する近江さんから、目が離せませんね。
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